白洲正子の旧邸 武相荘(ブアイソウ)で開催の能楽講座。 今回は狂女物の傑作といわれる「三井寺」がテーマです。 〈本講座に向けて、シテ方 友枝雄人さんからのメッセージ〉 今回のテーマは「三井寺」。秋の夜の満月の下、しかも舞台は湖西、琵琶湖のほとりの山寺です。 本曲が名曲と言われる所以は、謡の言葉の表すその景色、透明感です。この度はその風情を深める三井寺の鐘の音に焦点を当てます。古くより三井寺の晩鐘としてその音は有名ですが、その鐘の音を、能舞台の上ではどのように聴かせるのでしょうか。 謡の力による景色の広がりを視覚、聴覚、また秋の夜の風情の肌感覚を踏まえてお楽しみ頂きたいと思っております。 講師は、シテ方喜多流 友枝雄人さんと小鼓方幸流 成田達志さん。 お二人は以前より数々の大作を共にされている間柄です。 ナビゲーターには青柳恵介さん。今回もお能の成り立ちやそのバックボーンとなる時代のことをリアルにお聞かせくださいます。 貴重な機会です。初めての方もぜひ奮ってご参加ください。 参加料 3,300円 〈特典1〉本会と同時申込みで、4月24日開催の能舞台「觀ノ会」の観劇券を1割引でお求めいただけます。 特典2〉茅葺の武相荘ミュージアムを2割引にてご観覧いただけます。 |